簡単!サマーインテリアコーディネート

簡単!サマーインテリアコーディネート

 

 

暑さが厳しい夏は、涼を感じる色彩や爽やかな素材、インテリア小物でしつらえた空間でホッとしたいものですね。簡単に涼しげにお部屋の模様替えをしてみませんか?

 

今回は暑い夏を涼しげに五感で彩るサマーインテリアコーディネートのポイントを紹介します。

 

 

『目』で涼を感じる

「視覚」

青や水色、青緑など寒色は涼しい印象を与える色の種類です。 爽やかさや沈静といった印象を与え、寒色を見ると副交感神経が優位に働いて心拍や血圧を下げ、瞬きの数を減少させる効果があると言われています。

白やベージュ、淡いグレーやくすみブルーなどの色も、部屋全体が軽やかに見せてくれます。

またガラスのクリア感やメタリック系もひんやりと感じさせてくれます。

 

 

 

『素材』で涼を感じる

「触覚」

蒸し暑い夏を快適に過ごすには、蒸れにくくサラリとした肌触りのアイテムを取り入れてみましょう。

通気性が高く、蒸れにくいコットンや清々しい印象の竹、い草のラグや白陶器のオブジェ、リネンのクッションカバーなど、触れても見てもひんやりとした印象のある素材を取り入れてみてください。

 

 

『香り』で涼を感じる

「嗅覚」

香りを暮らしにプラスしてみませんか? インテリア空間で活用でき、清涼感を感じるアロマは暑すぎる夏を香りで爽やかに乗り切るのにピッタリです。

香りによって、心理的、身体的な変化を引き起こすことがわかっています。

清涼感のある香りが私たちの感情と身体に与える影響をうまく使ってみましょう。

猛烈な暑さを感じている時にリフレッシュやリラックスを促すことで、暑さを感じにくくさせる効果が期待できます。

 

 

ペパーミント、レモングラス、ユーカリ、ベルガモット、ライムがおすすめです。

 

 

●『音』で涼を感じる

「聴覚」

川のせせらぎ、小鳥たちのさえずり、スズムシの声、風鈴の音、などが涼を感じる代表例として挙げられます。

小川のせせらぎや小鳥たちのさえずりのBGMを環境音楽として流すとゆらぎの効果が期待できます。

また風鈴は音で涼を感じられる、日本の音の文化を象徴するものではないでしょうか。

家の軒下などに吊り下げて用いられますが、室内のエアコンや扇風機の風がほんのわずかに当たるところに吊り下げてみるのもいかがでしょうか。

 

 

『食卓』で涼を感じる

「味覚」

直接、食すというより、真夏のような暑さの日には、清涼感あふれるテーブルで食卓からいち早く涼を取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

 

クリアな素材の食器、乳白色や透明感のあるものを用いたりすることで食卓から涼を感じられます。

また自然素材の竹の花器や、人工的なガラス小物などの異素材を組み合わせることで涼し気で風情ある雰囲気を演出できます。

 

 

 

食器の他、メタルのキャンドルホルダーやガラスのフラワーベースに寒色系の花を生けて涼やかで華やかなテーブルコーディネートで夏の食卓を楽しんでみてはいかがでしょうか。