用の美と建築美を訪ねる
京都大山崎 半日逍遥
美しいものは、遠くにあるのではなく
暮らしの中に、そっと息づいています。
今回の「文芸倶楽部たしなみ」では
建築と民藝、そして暮らしの美学にふれる
大山崎の半日旅を企画しました。
まず訪れるのは、
建築家・藤井厚二の自邸であり、重要文化財にも指定されている
聴竹居(ちょうちくきょ)。
藤井厚二が、日本の気候風土や起居様式に適合した
理想の住宅を追求して完成させた住まいです。
光と風を取り込み
夏を涼しく、冬をあたたかく過ごす工夫。
自然と共に暮らすための知恵が
住まいの随所に息づいています。
建築を学ぶ場所というより
日本人が大切にしてきた暮らしの工夫を
体感できる場所。
そこに身を置くと
なぜか心がすっとほどけていきます。
その後は、大山崎の緑の中を歩きながら
アサヒグループ大山崎山荘美術館へ。
民藝運動の中心人物であった
河井寛次郎と濱田庄司の作品にふれます。
民藝の世界に流れる思想のひとつが
「用の美」です。
用の美とは、
飾るためではなく
使うためのものに宿る美しさ。
日々使う器や道具の中にこそ
静かな美が息づいているというまなざしです。
土のぬくもり
手仕事の痕跡
暮らしに寄り添うかたち。
作品と向き合う時間は
自分の暮らしを見つめ直す時間でもあります。
お昼には、料理教室「レリッシュ」が営む
オーガニック食堂でのランチもご用意しています。
旬の野菜を中心に
素材の持ち味をいかしたやさしい家庭料理。
建築と工芸にふれた後
身体にもやさしい食事を味わうひとときです。
大山崎のやわらかな緑の中で
建築、手仕事、暮らしの美学にふれる半日。
知識を得るためではなく
感性を整える時間として。
あなたの日常にある「用の美」を
あらためて見つける時間になれば嬉しいです。
よろしければ、ご一緒しませんか。
そしてこの半日が終わったあと
きっとこんなふうに感じていただけると思います。
窓を開けて風を通したくなる。
お気に入りの器でお茶を飲みたくなる。
暮らしを少しだけ丁寧に整えたくなる。
そんな 小さな変化を持ち帰る旅になれば幸いです。
ぜひ、大山崎でお会いしましょう。
お申込みこちらから。