「似合わない」の一言が、今も装いを縛っているとしたら

「似合わない」と言われた一言が、今も装いを縛っているとしたら

 

ファッションコンサルティングで、よく耳にするのは
「実は、◯◯色がどうしても着られないんです」という言葉。

先日いらしたお客様も、こんな感想を話してくださいました。

 

 

「小さい時に
『あなたには茶色が似合わない』
と言われたことがあって。
それが今でも引っかかっていて、
気づくと茶色の洋服を避けているんです。」

 

 

「友達との間でも『わたしは茶色の洋服は着ない』がお決まりのようになっています。」

 

 

その言葉を聞いた瞬間、私は“色”の話 以上のものを感じました。

 

 

服が似合わないのではなく、記憶が残っているだけ

 

 

私たちは知らず知らずのうちに、
過去の何気ない一言を「真実」として心に残しています。

とくに子どもの頃に言われた言葉は、
そのまま「自分はこういう人」という
無意識の前提になりやすいもの。

 

 

時が経っても

「着ない」という選択だけが残り続けてしまうのです。

 

 

対話からはじまる、色との和解

その方とのセッションでは、
まず「茶色が似合うかどうか」を判断する前に、
その言葉をどう受け取ってきたかをお聞きしました。

すると、

  • 本当は茶色が気になってこと
  • 落ち着いた色に惹かれる自分がいたこと
  • でも“似合わない自分”を選ばないようにしてきたこと

そんな気持ちが、少しずつ言葉になっていきました。

 

 

「着られるようになる」は、心が自由になること

鏡の前でふっと表情がゆるみ、
こんな一言をくださいました。

 

「茶色、
こんなに似合うんですね、私」

 

その後、素材・トーン・デザインから
その方に似合う“今の茶色”をコーディネートでご提案しました。

 

ファッションコンサルティングは、
単に“似合う服を選ぶ”ことではありません。

過去の思い込みをほどき、
本来好きだったものを
もう一度、自分に許してあげる時間でもあるのです。

 

 

―――コンサルティング後のお客様からのご感想―――

 

診断して頂いて1週間、毎日とても充実して楽しく過ごせています。

今までよりメイクや服に自信が持てるってすごく楽しい事ですね。

自分に似合う色がはっきりわかる事で、

ネットで茶色の服を買うという初チャレンジをしました。

後、茶色のコンバースも買ってしまいました。

 

 

事前のアンケートで記入した

見た目を変えてどんなことをしてみたいですか?の問いで

日常に変化が生まれ、

また明日も頑張ろうであったり

今日は良い日だったなという日が

増えたらいいなと思っています。

 

 

「毎日がちょっと豊かになって

明日も頑張ろうと思える日々を過ごせている事」を

お伝えしたくてLINEしました。

 

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装いが変わると、人生の選択肢も増えていく

「着られない色」がひとつ減ると、
不思議と心も少し自由になります。

それはきっと、
服の色の話ではなく、
自分にかけていた制限がひとつ外れたということ。

 

 

もし今、

  • なぜか避けている色がある
  • 昔言われた言葉が、今も引っかかっている
  • 服選びに“無難”しか選べなくなっている

そんな感覚があれば、
それは変わりたいサインかもしれません。

装いは、人生に静かに寄り添うもの。
あなたの今に合う色は、
きっと、もう一度選び直すことができます。